Tidalcycles day5 “sine chord”

2020/6/12

setcps(128/60/4)

d5 $ jux (0.02 <~) $ every 8 (fast 2) $ every 4 (rev)
$ note "[[2,4,<9 8>] 2 1] [<4 8> [3 9] [13 16]] [[2,6,<11 6>] 2 6] [4 [6,4]]"
# sound "sine"
# room (rand)
# sz "0.8"
# pan (rand)
# gain "0.8"

d6 $ sound "glitch(<10 6 11 14>,16)"
# n (irand 10)
# speed "3"

d7 $ every 4 (fast 1.5) $ sound "bd:8(<5 6>,16)"
# gain "1.2"
# shape "0.6"
# sustain "1 0.2 0.2 0.2"

d8 $ every 8 (fast 2) $ sound"~ ~ [~ <808sd ~ > ~ glitch:7] sn:5"
# speed "2"

d3 $ every 1 (0.003 <~) $ sound "808oh*8 [808oh*4 ~]"
# gain "[0.8 0.6 1.2 0.7]*4"


hush

ポイント ”note”

メインのフレーズは無難にsine(正弦波)を使用しました。

和音を鳴らすには、$ note “[0,4,7]” # sound “sine” のように記述し、noteの番号を” , “(カンマ)で区切ります。

今までは、$ sound “808bd” のように、$ soundで記述を始めて、”#”でeffectを指定していました。

ここでは $ noteで記述を始めて、# sound “sine”のように、音色を後から指定しています。

以下2行は、どちらも再生できるようです。

d1 $ note "[0,4,7]" # sound "sine"
d1 $ sound "sine" # note "[0,4,7]"

また、noteで指定した数字は、音階に相当します。たとえば”[0,4,7]”で”ドミソ”のような和音になります。

(厳密には、sineで”0”を指定しても、”ド”ではなく、”sine”という名前のフォルダに格納された正弦波がそのまま再生されているようです。以下のようにすると、”sine”フォルダの一番上のwavファイルが、「ドレミファソラシド」のように再生されます。12で1オクターブになります。)

d1 $ note "0 2 4 5 7 9 11 12" # sound "sine:0"

今更ですが、以下2行は同じ意味になります。”sound”は”s”と省略できます。

d1 $ sound "sine"
d1 $ s "sine"

また、以下2つの”note”と”n”は混同しがちですが、違います。

noteは、音階を指定できます。(例えば”0″が”ド”だと仮定すると、”1″は”レ”に相当します)

nは、”sine”フォルダの中の、再生する音源の番号(“1″なら上から2番目、”4″なら上から5番目)を指定します。

そのため、以下2つは、違う音が再生されます。

d1
$ note "1"
# s "sine"

d1
$ n "1"
# s "sine"

roomリバーブのパラメーター

# room “0.5”でroomリバーブの量を決められますが、さらに# sz “0.8”でroomリバーブの広さ(おそらくリバーブタイム)を決められるようです。

szはsizeの略だと解釈しました。

# roomだけだと、ちょっとリバーブタイムが短かったので助かります。

ランダム値の入力方法

# room (rand)のように、randを使うことで、0から1までのランダムな値にすることができます。

# n (irand 10) とすると、0から10までの整数値でランダムな値にすることができます。

# n “irand 10″ ではないことに注意してください。「””」ではなく「( )」で囲います。

ハイハットの裏拍強調

4つ打ち向けの16ビートのハイハットの裏拍を簡単に強調するには、以下のようにします。

d1 $ s "808oh*16"
# gain "[0.8 0.6 1.2 0.7]*4"

d2 $ s "bd*4"

このように、”*4″を使うことで、簡単に記述できます。

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