細かな説明は完全に省略して、Tidalcyclesの便利な小技をひたすら紹介します。使い方がよくわからない場合は、Tidalcycles userbaseを調べてください。
# speed "-1" サンプルを逆再生する。
stut' 4 0.125 (|* speed 1.01) だんだん音が高くなるディレイ。
# delayt(3/16) # lock 1 # delay 0.5 3/16のディレイ(付点8分音符のよく使うディレイ)。
# pan (rand) パンをランダムにする。
# shape 0.5 コンプレッサーっぽい効果。軽く歪むが、音圧が上がる。
# hpf 60 # hpq 0.2 低域をブースト。この場合60Hz。hpqの値でブースト量を決める。
whenmod 8 7 (spreadr ($) [functionA,functionB,functionC] 8サイクルごとにランダムにfunctionを適用して変化をつける。ドラムフィル代わりになる。
shuffle 16 パターンを16分割してランダムに再生。ドラムフィルに合う。
off 0.125 (# speed 2) 0.125サイクルだけオフセットして2倍の速さ&音の高さで再生。1オクターブ上がるだけなので、和音で使っても不協和音にならない。
jux rev Lchはパターンを通常再生、Rchはパターンを逆から再生
ply "1 1 4 16" パターンのサンプルを1回・1回・4回・16回再生。グリッチとかノイズ系の音になる。
whenmod 32 24 ((# hpf (slow 8 $ rangex 200 5000 saw).(# hpq 0.4)) DJ的な盛り上げるハイパスフィルター。
|* speed (slow 4 $ range 0.98 1.02 sine) サンプルの再生スピードと音程が微妙に揺れ、テープやレコード風のピッチのゆらぎが生まれる。和音やRhodes系に合う。
$ every 4 (jux rev . fast 2 .(# speed 1.5)) .(ドット)を使うと、複数のFunctionを同時に適用できる。
d1 $ every 2 (# s "bass moog")
$ s "bd hc sn hc*2" # shape 0.5 # legato 1 # s "xxx" とすればsound自体の入れ替えもできる
d1 $ every 2 (# s "breaks165*4")
$ slice 16 "0 .. 15" $ s "breaks125" # legato 1 sliceを使っているときにも、# s "xxx"でsound自体の入れ替えができる
d1 $ stack[
s "bd(1,16,[0,-1,-6,-11])"
,s "cp(2,4,1)"
,s "hc*16"
]
bd(1,16,[a,b,c,d,e]) とすると、16拍の中で、a,b,c,d,eの数値の位置にbdを配置できる。ただし0以外は、マイナスにする必要がある。
bd(1,16,[0,-1,-6,-11])の場合、bdの位置は、0,1,6,11のところに配置される。
図示すると、ddxxxxdxxxxdxxxx (d:配置される場所 x:空白)となる。
また、draw "bd(3,8)" と書いてcommand+enterで実行すると、コンソール?の欄に、ユークリッドシーケンスの結果が表示される。
例:draw "bd(3,8)"で実行
結果:
t> [1 cycle]
|b-------d d d
irandの使い方のメモ
d1 $ s "arpy*8" # n (irand 1) --nは0
d1 $ s "arpy*8" # n (irand 2) --nは0か1
d1 $ s "arpy*8" # n (irand 1+1) --nは1
d1 $ s "arpy*8" # n (irand 2+1) --nは1か2
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